Interview 04

キャリア採用を経て、さらなる成長をめざす

法人営業第1部

2021年入庫(キャリア採用)/工学部卒業

Story 01

前職の証券会社から、唯一無二の存在である信金中央金庫へ

私はキャリア採用で、前職は証券会社に4年半在籍し、個人・法人向けのコンサルティングを経験した後、株式アナリストが所属する部署でレポート作成業務、そして、M&A(合併・買収)やIPO(新規上場)を推進する業務に携わりました。幅広く学べたのは非常に良い経験でしたが、時間に追われることも多く、腰を据えて仕事がしたかったこともあり転職を決意しました。

転職先は、金融業界に絞りましたが、前職ではセルサイド側しか見てこなかったので、バイサイド側からの立場で見られる職場が良いと考えました。信金中央金庫は、面接官の方が穏やかな方で非常に話しやすい雰囲気だったため、そこにも惹かれましたね。

入庫後の配属は法人営業第1部。法人RMを担当することになりました。法人営業第1部には、3つのグループがあるのですが、他のメンバーとの交流も深めさせたいという上司の計らいで、まず第1グループで基本的な社内規定について教えていただき、第2グループで稟議書の書き方や融資にあたっての必要書類など具体的なことを学び、1カ月ほど経ってから現在の第3グループに配属されました。そのおかげもあって、キャリア入社でも周りとコミュニケーションが取りづらい雰囲気はまったくありません。他にもキャリア入社した方が同じ部に2人、お隣の部門や他のフロアの部門にも多くいるのも心強いですね。周りは、入庫前のイメージ通り真面目で温厚な方が多いですが、仕事はしっかりしていてメリハリがある。そして、上司の言葉の端々などから、信金中央金庫で働くことに誇りを持っている方が多いと感じます。それはやはり、信金中央金庫が金融の中でも唯一無二の存在だからではないでしょうか。

Story 02

これまでの経験を生かしつつ、知識やスキルを高めていく

業務内容としては、取引先への融資推進で、私の担当は不動産や建設、REITがメインです。最初は先輩の案件を手伝いながら慣れ、2か月経った頃から自分の担当を持つことに。企業からの借入申込書の徴求といった事務手続きを行いつつ、信用格付も行っています。信用格付は、企業の直近の業績を更新して点数をつけていくのですが、業績がこの程度上がったので何点という定量的な評価だけでなく、直近でどのような取組みを行っているかという定性的な評価も合わせて最終的に決定します。たとえば、格付対象企業の投資方針として特定のところだけでなくバランス良く投資しているのでリスクが分散できているといった点をプラス要素として点数化するなど、様々な角度から見て信用格付を行っています。

これらの業務は前職のアナリストの業務と少し重なりますが、証券会社の株式を前提とした考え方と金融機関の融資を前提とした考え方では全く異なるので、前職の経験をベースにさらに伸ばせたスキルだと思います。また、新たに身についたのは、債権についての知識です。前職では株式メインだったので、リスクの考え方が大きく異なります。株式投資ではリスクに見合ったリターンがあるか否かを見極める必要がありますが、債権者の立場では融資した資金が条件どおりにきちんと償還できるか否かという観点で見ることになるため、知識の幅を広げることができました。あとは、仕事に対する丁寧さや慎重さですね。周りの方々は、稟議書や契約書など、どの書類も細部まで丁寧に仕上げる力をお持ちですし、その中で自分自身もかなり磨かれたと思っています。

※REIT(不動産投資信託):投資家から集めた資金で不動産投資を行い、賃料収入や不動産の売却益を原資として投資家に配当する金融商品

Story 03

大きな役割を果たせる環境で、幅広く活躍できる人材に

仕事を通して嬉しかったのは、初めて自分が主体となって担当した案件を完遂できたことです。とはいえ、すべて順調に進んだわけではなく、過程ではつまずきもありました。案件を進める上で、まずはお客様と条件面について交渉が始まるのですが、そこで先方の求める条件と直近の実績が近かったので、私の勝手な認識で、これで進めますと上司に報告したところ、「もっと過去に遡って実績を見たのか?信金中央金庫との取引履歴、過去の交渉履歴も確認したか?」という指摘を受けまして。実際に見てみると確かに違う部分があり、なぜこの条件なのか、その要因を先方に確認して自分が納得し、社内の関係者との協議をしたうえで融資すべきであると気づきました。この経験を通して、表面だけでなく深いところまで見て、理由をきちんと把握する大切さを再認識しました。そしてその分、無事に終わったときの達成感は大きく、つまずきも含めて今後のためになったと思っています。

このように、時には指摘を受けることもありますが、お客様と接する仕事には大きなやりがいを感じています。上場企業の方、一回り以上年齢が上の役職のある方と折衝することも多く、非常に勉強になります。若い年次でこれほど役割の大きい仕事を任せてもらえるのは一般的にはあまりないことで、これは信金中央金庫ならではの良さだと思いますね。今後の目標としては、法人RMとしての経験を積み、その後、支店で信用金庫についても深く学びたいです。そして、将来的には市場運用の分野で、さらに運用に関する知識を深めて活躍できたらと思っています。

Daily Flow

ある1日のスケジュール

  • 8:20
  • 9:00
  • 11:00
  • 12:00
  • 13:00
  • 15:00
  • 18:00
  • 出社後、数種の新聞をチェック、特に担当企業の情報を把握
  • 取引先へ出向き、打合せ
  • 帰社後、上司に報告
  • 昼食
  • 決算の資料を見ながら稟議書を作成、契約書の見直し
  • 担当先のIR説明会に参加
  • 業務を終えて退社

Message

メッセージ

信金中央金庫には、キャリアを積み、成長する機会が豊富にあると感じています。また、有給休暇やスライドワークの制度を積極的に活用する雰囲気が浸透しており自分の時間もしっかり取れるので、良いワーク・ライフ・バランスで働ける環境だと思います。

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