Interview 04

キャリア採用ならではの強みを武器に、地域活性化に貢献したい

法人営業第2部

2022年入庫(キャリア採用)/法学部

Story 01

前職は都市銀行の法人営業。新たな挑戦と成長の場を求め転職

大学の法学部を卒業後、都市銀行に就職しました。最初の2年間は個人営業を経験し、その後6年間にわたり法人営業に携わりました。

法人営業では、自動車部品工場や食品製造メーカーなどの中小企業をメインで担当していました。融資提案を行うため、これまで多くの取引先に訪問してきましたが、そのおかげで経営者の生の声を聞く機会に恵まれ、中小企業が製造業、ひいては日本経済を支えていることを肌で感じました。

前職では高い営業力を身につけることができた一方、時間に追われる場面が多く、転職を考えるようになりました。しっかりと腰を据えてお客様のビジネスや業界の現状などを理解し、よりお客様のお役に立てる人材になりたいと考えたからです。

信金中央金庫に入庫した決め手は、前職のキャリアを活かしつつ、新しいチャレンジができる点です。組織がコンパクトでありながら規模の大きい案件を多数取り扱っており、若手職員であっても大企業を担当できることに加え、今後のキャリアとして信用金庫支援やマーケット運用など幅広い業務を担える点も魅力でした。

また、選考課程で職員の皆さんとお話しして、社風やワークライフバランスなど様々な面で働きやすい職場だと感じたのも大きいですね。

入庫後は、法人営業第2部に配属となりました。部内のグループは業種ごとに分けられていて、私が所属する営業第2グループでは、主に商社・食品・自動車の3業種の取引先を担当しています。取引先の多くは、東証プライム市場に上場している大企業です。

最初の1か月間は、先輩職員のもとで、稟議書の作成や貸出金利決定などのサポートを行いました。前職の経験を通じて基礎的な知識は身につけていましたが、金融機関ごとに進め方が異なるので、はじめは覚えることがたくさんありました。

Story 02

「お客様と直接会ってお話しする」営業としてのポリシーが成果につながった

その後、自身の担当を持つこととなり、既存の取引先を20社ほど引き継ぎました。営業の流れとしては、主に財務部の担当者の方に定期的に訪問し、情報提供や意見交換などを行うなかで、資金ニーズに関するお話をいただければ、融資のご提案をするのですが、あまりあることではございません。ですので、お客様のもとに何度も訪問してコミュニケーションを重ね、資金ニーズが発生した際、まず私に相談していただけるような関係性を築くことを心掛けています。

特に印象に残っている案件は、数年間にわたって資金ニーズのなかったお客様に対し、ご融資ができたことです。

長らく新しいお取引がなく、やや関係が疎遠になっていたお客様でしたが、引継ぎ後に直接ご挨拶に伺いました。私のポリシーは、「まずお客様のところへ伺い、直接お話しすること」ですので、まずはぜひ一度お会いしたいとお伝えし、アポイントを取りつけました。

最初にお伺いした際、資金ニーズはないとのことでしたが、その後も半年以上通い続けました。その結果、工場の設備更新に資金が必要なので融資を提案して欲しいとのご相談をいただきました。

しっかりと準備して臨んだものの、お客様の期待水準が非常に高く、すぐには合意に至りませんでした。改めて審査部門や営業推進部門と協議を重ね、お客様とも粘り強く条件をすり合わせることで、最終的にはお互い納得できる条件で融資を実行することができました。私のキャリアのなかでも多額の融資だったこともあり、非常に大きな達成感を得られましたし、お客様からも「来期以降もぜひ相談に乗ってもらいたい」という言葉をいただいたので、今後より一層お役に立てればと考えています。

こうした成果を出すことができたのも、上司をはじめグループメンバーのサポートがあってこそだと感じています。前職はどちらかというと個人を尊重する社風でしたが、現職はチームワークを大切にする社風です。年次に関係なく、お互いに相談しながら目標に向かっていくという意識が非常に強いと感じています。

また、チームで協力して仕事に取り組むことで、時間にもゆとりができ、情報収集にしっかりと時間を確保できるようになったこともプラスに働いています。法人営業をするうえで大切なのは、アンテナを高く持つことです。お客様の決算情報や事業計画だけでなく、関連する新聞記事などもくまなくチェックすることで、ビジネスに関する理解がより一層深まるとともに、お客様との信頼関係構築にも役立っています。

Story 03

営業経験を活かし、信用金庫がより地域に貢献できるようサポートしたい

この仕事の一番の魅力は、お客様とともに自分自身も成長できる点です。信金中央金庫では、信用金庫と信用金庫取引先のためになることは、どの部門においても積極的に取り組んでいく方針です。そのため、法人営業部門に所属しながら、これまで私が経験したことのない分野の業務にも挑戦できています。

代表的なものは取引先同士のマッチングです。例えば、信金中央金庫の取引先で飲食チェーンを経営するお客様が営業エリアを拡大する際に、信用金庫と連携して信用金庫取引先のお客様をご紹介したことがあります。私たちは、全国に約250ある信用金庫とその先のお客様とのネットワークがあります。お互いのお客様同士を繋ぐことによって双方のビジネスをサポートすることで、信用金庫業界全体のプレゼンスを向上させていきたいですね。

将来は、個人営業・法人営業の経験を活かして、信用金庫の支援業務に携わりたいと考えています。信金中央金庫に新卒で入庫した職員で、実際に信用金庫が行う個人向けや中小企業向け営業を経験している職員は非常に数少ないです。私は個人営業・中小企業向け営業のどちらも経験しており、現場を知っています。その知見を活かして、信用金庫の収益性を高めるとともにお客様により親しまれる金融機関になるようサポートしていきたいです。地域の経済を支える信用金庫業界を盛り上げることで、地域活性化にも貢献できたらと考えています。

Daily Flow

ある1日のスケジュール

  • 8:30
  • 10:00
  • 11:00
  • 12:00
  • 13:00
  • 15:00
  • 16:00
  • 17:00
  • 18:00
  • 出社してスケジュールやメールをチェック
  • 取引先へ訪問
  • 検討中の案件に関して審査部門とミーティング
  • 昼食
  • 契約書作成、貸出実行までの流れを関係各所に確認
  • 担当企業の決算説明会に出席
  • OJTを担当している後輩への指導
  • 翌日の訪問に向けて提案書を作成
  • 業務を終えて退社

Message

メッセージ

信金中央金庫には様々な業務がありますが、少数精鋭の組織であるとともに、規模の大きな案件も多く取り扱っていることから、若手のうちから成長するチャンスが豊富にあります。また、周りのメンバーと相談しやすい雰囲気で環境面も良く、腰を据えてキャリアを積むことができます。働き方に関しても、出勤時間をずらすことのできるスライドワークや在宅勤務制度もあり、仕事とプライベートの両立もしやすいと思います。

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