Interview 01
現場から本部、そして経営の近くへ。広がり続けるフィールド
IR広報室 室長
2007年入庫(キャリア採用)/経済学部卒
Story 01
多様なフィールドを渡り歩き、見えてきた“信金中金らしさ”
私のキャリアは、地域企業を担当する地方銀行での法人営業から始まりました。金融の基礎を学びながら、企業の成長や地域経済の動きに向き合う日々。そのなかで、「もっと広い視野で金融の役割を捉えたい」という気持ちが強くなり、2007年に信金中金へ転職しました。
入庫後は、日本を代表するような大手企業を担当する法人営業部門に配属。主にエネルギー関連の企業を担当しました。当初はエネルギー業界の構造を理解するところから始まりましたが、信用金庫の中央金融機関として国内でもトップクラスの格付を付与されていることや、豊富な資金量を有す点を評価して頂き、大手企業との関係構築に貢献することができました。
その後、信用金庫へ出向し、融資審査や事業承継支援、営業部門の支援に広く関わることとなりました。さらに、信用金庫の方々に同行し、地域の多くの取引先に訪問させて頂きました。取引先からは経営やお金に関する相談はもちろん、信用金庫との関係性や期待、地域への想いなどを聞き、信用金庫が地域においていかに信頼されているかを実感しました。取引先との接点と信用金庫本部の両方を経験させて頂いたことで、「信用金庫を支える」という信金中金の使命を具体的に捉えられるようになりました。
こうした経験を重ねるなかで、「信金中金の仕事は、個別の業務だけではなく“金融の全体像”を俯瞰するなかで価値を発揮できる金融機関」という感覚が育っていったように思います。
Story 02
人事を経て、IR広報という“経営に近い仕事”へ
多様なフィールドを経験してきたなかで、大きな転機になったのが、人事部で採用や研修を担当したことです。全国の信用金庫と向き合う仕事だけでなく、「組織内外の人」を見つめる役割を担うことで、信金中金という組織を外から見た時の輪郭がより鮮明に見えてきました。
そして現在は、IR広報室の室長として、投資家・メディア対応、決算説明資料の作成、各種広報業務を統括しています。信金中金のビジネスモデルは、「個別の金融機関」という役割と「信用金庫の中央金融機関」という役割があり、一般の金融機関にはない特殊性があります。投資家の方に理解いただくには、信用金庫業界の存在意義や全体像を踏まえた説明が欠かせません。
私自身がこれまで経験してきた、法人営業、事業再生、信用金庫支援、人事といった多様なフィールドでの学びが、現在のIR業務の“説得力”につながっていると感じています。
Story 03
「信金中金」と「投資家」をつなぐ、唯一無二の役割
IRの仕事は、単に決算内容を伝えるだけではありません。信金中金という組織が、信用金庫、信用金庫取引先そして地域経済社会にどう貢献しているのか。どのような社会的価値を生んでいるのか。そこまで踏み込んで説明することで、はじめて投資家の理解が深まります。そのために、他金融機関の経営方針や業績・株価は当然ながら、金融業界の構造変化や、信金中金と信用金庫の取り組みを日常的にキャッチアップすることが欠かせません。多様な経験を積んできたからこそ、各部署の取り組みを“翻訳”し、わかりやすく発信する役割を担えるのだと思っています。
また、経営層と議論しながら資料を作成する場面も多く、組織としての意思決定の近くにいられることもやりがいの一つです。信金中金が担う社会的役割を、どう言語化し、どう伝えるか。そこには試行錯誤がありますが、そのプロセス自体が非常に面白いですね。
IR広報室は、組織の“顔”としての役割も担っています。情報発信の仕方ひとつで、ステークホルダーからの信頼が左右されることもあります。だからこそ、細部までこだわり、表現の精度を高めていく作業には大きな責任が伴います。一方で、投資家やメディアの方から「わかりやすくなった」「理解が深まった」という声をいただけたときには、この役割の大きな意義を実感します。また、様々な部署との連携が必要なため、信金中金の全体像が自然と見えてくる点も、この仕事ならではです。業務の幅が広い分、組織のダイナミズムを日々感じられる場所だと思います。
現在はIR広報室長として、投資家とのコミュニケーションの質をさらに高めていくことが大きなテーマです。信金中金・信用金庫業界の役割は年々多様化しており、それを正しく理解していただくためIRの重要性は増しています。さらに、投資家からの期待に応え、信金中金がどのようにして成長していくのか、その成長ストーリーを様々な媒体を使って多くの方々に発信しています。IR広報室の業務は、配属されて初めて経験するメンバーが多いため、人財の育成も重要です。私としては、多様なフィールドを経験してきたからこそ、部門を超えて視野を広げることの価値を伝えることで、組織全体の発信力向上に貢献していきたいですね。
Daily Flow
ある1日のスケジュール
- 8:30
- 10:00
- 12:00
- 13:00
- 15:00
- 17:00
- 18:30
- 出社・メールチェック
- 投資家向け資料のドラフトチェック
- 役員・チームメンバーとランチ
- 経営会議資料の調整・各部との打ち合わせ
- メディア対応
- 広告代理店と広報施策の企画検討
- 業務を終えて退社
信金中金の魅力は、信用金庫業界全体の発展に貢献できる“社会的意義の大きさ”と金融の専門性だけではない幅広い業務フィールドにあると思います。異動によって全く異なる業務領域を経験することもできますし、専門性を磨きたい場合は、一定期間同じ業務に従事できる制度もあり、ご自身の目指す成長が実現できる会社だと思います。
© 2026 Shinkin Central Bank. All Rights Reserved.