信金中金は、信用金庫から受け入れた預金と金融債を発行して調達した資金を背景に、約27兆円にのぼる運用資産を有し、そのうち約21兆円を有価証券および短期金融市場で運用しています。
 こうした巨額の資産運用によって、金融市場に多大な影響力を有しており、わが国有数の「機関投資家」として重要な地位を占めています。
 また、約6兆円を融資により運用しており、国・政府関係機関、事業会社等への直接貸出や信用金庫の窓口を通じた信用金庫取引先(中小企業)等への代理貸付も行っています。

【市場運用業務】
 昨今のサブプライムローン問題に端を発した金融市場は、世界の金融機関の経営を揺さぶり混迷を深めているが、そのような厳しい投資環境の中、信金中金では、金利リスクに偏った資産運用から多様なリスク分野への投資や国際的な分散投資を段階的に進め、新たなアセットアロケーションにより、将来的には市場環境に左右されにくい全天候型のポートフォリオの構築を目指しています。
 
【融資業務】
 信金中金は、市場運用に過度に依存しない収益体質の構築のため、融資業務も積極的に展開しています。国、政府関係機関、地方公共団体、事業会社等へ直接貸出を行い、信金中金の豊富な資金を活用してもらっています。また、全国の信用金庫の店舗の窓口を通じて行う代理貸付により、信用金庫の取引先である中小企業や地元住民に対して貸出も行っています。さらに、シンジケートローンやPFI等、新たな形態の与信にも積極的に取り組み、投融資対象の拡大および投融資手法の多様化をはかっています。
 預貸金業務、総務、営業企画などの支店業務を経験し、信用金庫業界人としての基礎を学ぶ。
 ALMを担当し、資金の調達と運用の計画や、収益管理の仕事をした。当時は規制金利時代の最終局面で、旧来の金融秩序が崩壊していくのを目の当たりにした。
   5年間駐在し、前半は主にリスク管理、会計などを、後半は市場業務を担当した。金融の最先端の街ニューヨークにて、当時としては新しい運用である資産担保証券への投資などに携わることができ、非常に勉強になった。
   経営学修士を取得した。当時、会計スキャンダルが相次いでいた米国では、米国型経営手法の問題点が議論されていること、その過程で日本型経営手法も見直されていることを知り、新鮮であった。


   グローバル分散投資の一環として、海外資産で運用するファンドへの投資を行った。新しいファンドへの投資の企画を行うほか、海外のファンドマネージャーから運用状況の報告を受けたり、運用会社のオフィスを訪問し、運用状況の確認も行っていた。
5th step 2001-2004

 運用戦略立案機能の強化を図るため新設された運用企画グループにて、市場動向の分析や関連部門からの企画を取りまとめ、全天候型ポートフォリオをめざしたアセットアロケーションを立案している。