信金中金の営業は信用金庫(会員)に対する営業と、事業会社や地方公共団体等(会員外、以下「事業会社等」)に対する営業の2つに大きく分けられます。

【信用金庫に対する営業】
 信金中金は「信用金庫のセントラルバンク」として信用金庫の競争力向上のため、信用金庫の業務機能の補完強化につとめています。最近では、信用金庫の顧客ニーズが多様化しており、信用金庫から魅力ある金融商品・サービスの提供が求められています。営業担当者は、日々、担当先信用金庫の経営陣や、本部職員、支店長、現場の渉外担当者と幅広く情報交換を行いながら、その信用金庫と一体となって課題を解決し、発展していくよう日々努力しています。  例えば、信用金庫の融資業務を補完するため、代理貸付(信金中金の豊富な資金を利用して、信用金庫の窓口を通じて信用金庫の取引先に貸付を行うもの)の利用を勧奨したり、信用金庫が行うシンジケートローン、ノンリコースローン、事業再生、PFIといった多様な形態の与信について相談窓口となったりします。さらには、動産担保融資に係るサポート商品の提供を行ったりもしています。  そのほか、信用金庫の経営状態等を常に把握し、経営コンサルティング、収益向上支援、リスク管理支援、投信窓販業務支援、地域振興支援、中小企業経営改善支援等、幅広いサポートを行う窓口となり、その最前線で営業担当者が活躍することになります。  このように、信金中金における信用金庫に対する営業は、単に収益を求めるものではなく、各信用金庫と情報交換を行うことで、信金中金と各信用金庫の結びつきを強化する役割を担い、信用金庫とその地域の発展を盛り立てています。

【事業会社等に対する営業】
 信金中金は、信用金庫から預け入れられた預金と金融債を発行して調達した資金を有価証券や貸出金等によって運用しています。市場環境に左右されない全天候型ポートフォリオの構築を目指す信金中金において、収益の安定性確保と収益力強化の観点から、事業会社等との融資取引は重要な業務の1つです。その主な取引先は、@上場優良企業や信用金庫の会員外にまで成長したいわゆる卒業生に対する貸出、A国、政府関係機関、地方公共団体等への貸出です。事業会社等のニーズは多様化かつ高度化しているため、シンジケートローン、コミットメントライン、債権流動化、プロジェクトファイナンス、PFI等、様々な与信手法を駆使し、ニーズに応えるべく取り組んでいます。
 この分野では、メガバンクや地方銀行、外資系金融機関等が競争相手になりますが、信金中金は、@効率的な経営を背景に競争力のある条件を提示できること、A健全性を背景に安定した取引関係を構築できること等独自の強みを活かし、プレゼンスを高めています。信金中金の強みは、効率的な経営を背景に競争力のある条件を提示できること、A健全性を背景に安定した取引関係を構築できること等です。
最近では、米国サブプライムローン問題に端を発した金融市場が混乱していますが、そのような環境下においても、信用金庫業界の豊富な資金量を背景とした信金中金の安定した資金供給力に、信頼を寄せる企業は少なくありません。
 信金中金は収益構造改革の一つとして、市場運用に過度に依存しない収益体質づくりをめざし、融資業務の拡充を積極的に推進しており、融資残高は約6兆円となっています。


 1年目に預貸金業務などを経験し、2年目に事業会社や地方公共団体向け融資営業を担当、3年目には信用金庫に半年間出向する。出向先の信用金庫役職員とは今でも交流を続けており、貴重な経験となった。


 営業推進部に配属企画グループで、主に信金中金債券に係る事務や信用金庫向け商品開発業務を担当する。初めての本部での仕事で慣れないことも多くあったが、他部門との交渉や保険会社との共同での商品開発など幅広い業務に携わることができ、自分自身の視野を広げることができた。


   資金証券班で、市場取引にかかるバック業務を担当。1年間と短かったが、マーケット業務にかかる知識を習得することができた。


   多摩地区の事業会社や地方公共団体向け融資営業を担当。東京営業部発足後は、加えて多摩地区の信用金庫向け営業も担当。都内信用金庫は環境変化の影響を受けやすく、信用金庫からの要望も多種多様である。個々の信用金庫のニーズを聞き出し、そのニーズにあったサービスや商品を提供し、信用金庫の業務機能補完としての役割を発揮した。


   リース、電機の業種を担当。首都圏の上場企業を中心とした大手企業を相手に、融資をはじめとした金融サービスを提供するべく営業活動を実施している。担当する企業、業界に関する知識が必要となり、また、案件を取り上げるには法律や会計などに関する知識も必要になる。これまでの、信用金庫向けの営業活動とは全く異なった経験をしており、信金中金の業務の幅の広さを実感すると同時に、金融の最前線で自らを磨いている。