経済学部卒 1991年入庫

 信金中金の営業は信用金庫(会員)に対する営業と、事業会社や地方公共団体等(会員外、以下「事業会社等」)に対する営業の2つに大きく分けられます。

【信用金庫に対する営業】
 信用金庫に対する営業とは、信金中金が「信用金庫の中央金融機関」として、「信用金庫の業務機能の補完」と「信用金庫業界の信用力の維持・向上」を行うため、信金中金と各信用金庫をつなぐ窓口としての役割を担っています。
 営業担当者は、信用金庫を訪問するなどして直接接点を持ち、信用金庫と情報交換を行いながら、その信用金庫にはどんなニーズがあるのか、潜在的なニーズは何か、または、どんな問題点を抱えているのかということを、一緒に考え、あらゆる方策を探り、そして、解決に努めていくわけです。


 例えば、信用金庫の融資業務を補完するため、代理貸付(信金中金の豊富な資金を利用して、信用金庫の窓口を通じて信用金庫の取引先に貸付を行うもの)の利用を勧奨する、または、信用金庫が行うシンジケートローン、ノンリコースローン、事業再生、PFI等の新形態の与信についての相談窓口となる、さらには動産担保融資のサポート商品を提供する、といったものもあります。
 そのほか、信用金庫の経営状態等を常に把握し、経営コンサルティング、収益向上支援、リスク管理支援、投信窓販業務支援、地域振興支援、中小企業経営改善支援等、あらゆるサポートを行う窓口となり、その最前線で営業担当者が活躍することになります。
 
 このように、信金中金における信用金庫に対する営業は、単に収益を求めるものではなく、各信用金庫と情報交換を行うことで、信金中金と各信用金庫の結びつきを強化する役割を担い、信用金庫とその地域の発展を盛り立てているのです。


【事業会社等に対する営業】
 信金中金の収益力強化を目指す中で、事業会社等との取引は注力している分野の1つです。その主な内容は、(1)優良上場企業や信用金庫の会員対象外にまで成長したいわゆる卒業生に対する貸出、(2)国、政府関係機関、地方公共団体等への貸出です。 今や、事業会社等のニーズは多様化かつ高度化しているため、シンジケートロー ン、 コミットメントライン、債権流動化、ローン・パーティシペーション、PFI等、新たな形態の与信手法を駆使して、そのニーズを満たすべく取り組んでいます。 この分野では当然、メガバンクをはじめ競争相手は多いですが、信金中金独自の強みを活かし、プレゼンスを高めているところです。信金中金の強みとは、効率的経営を背景とした競争力のある条件を提示できること、健全性を背景に安定した取引関係を構築できること等です。事実、バブル崩壊後のいわゆる金融危機において、信金中金の健全性、安定性に信頼を寄せた事業会社は少なくありません。
1st step 1994-1995
事務集中部(現、信金中金ビジネス鰍ヨ業務委託)に配属
金融業務の基礎を学ぶ
 主に手形交換の事務を行う。信用金庫の手形の代理交換に携わり、信用金庫業界の事務効率化のための業務に取り組んでいた。
2nd step 1995-1996
岡山支店から社会人のキャリアをスタート
金融業務の基礎を学ぶ
 信用金庫業界から離れ、金融業界全体の流れに触れる。当時認可されたばかりのローン・パーティシペーション(貸出債権から生じる元利金を受け取る権利を買い取り、同時にリスクを引き受けるもの)に他金融機関に先駆けて取り組む。
3rd Step 1996-1999
岡山支店から社会人のキャリアをスタート
金融業務の基礎を学ぶ
金融業務の基礎を学ぶ
   信用金庫に半年間出向し、信用金庫業務を経験した後、鹿児島県分室へ。鹿児島県内の4信金(当時)への営業や地方公共団体向け融資営業を担当する。ここで初めての営業を経験し、後の自分の営業スタイルの基礎を構築する。
4th step 1999-2001
岡山支店から社会人のキャリアをスタート
金融業務の基礎を学ぶ
   異動直後は金融最前線から離れる寂しさが正直あった。しかし、採用、給与、福利厚生に関する業務に携わり、信金中金全職員に関係する職務の責任の重さを感じるとともに、信金中金全体を見渡す良い機会となる。
5th step 2001-2004
岡山支店から社会人のキャリアをスタート
金融業務の基礎を学ぶ
    部内の企画・事務を担当する。やりがいを強く感じる一方でプレッシャーも両肩に。「自分がやらなければ誰がやるんだ!」と自覚して取り組んだ。 その後、営業を担当する。鹿児島県分室時代を思い出し、地域は違えど、信用金庫はみんな熱い情熱をもっているということを実感。営業成績も伸ばし、営業担当者として一回り成長した自分を確かに感じる。
6th step 2004-2005
岡山支店から社会人のキャリアをスタート
金融業務の基礎を学ぶ
金融業務の基礎を学ぶ
   主に上場している大企業向けの営業を担当し、これまでの信用金庫向け営業とまったく違う世界に身を投じる。信金中金と自分の存在感を活かし、激しい金融機関間の競争に挑む。この経験を活かし、大企業が取り組む金融取引を信用金庫業界に還元し、中小企業金融の発展に貢献するという将来像を描く。
7th step 2007-
事業法人営業第1部 営業第3グループ 次長
管理職に昇格し、グループを統率する立場に
 「次長」という管理職に昇格し、取引先90社、融資残高2,000億円にのぼる営業第2グループを統率している。自らの上司の理想像は、豊臣秀吉。将来を見通し、時期を逃さず行動することで、最高の成果をあげることを目指している。